猫田先輩と狐高先輩に礼をして、グラウンドからでる。 近道の学校に入って裏の方へ向かうと人の話し声が聞こえた。 「あの、犬井君…好きです///」 どうやら私は告白シーンを見てしまったらしい… やっぱり百樹君はモテるのか モテないはずないか、優しいしね、 とりあえず早くここから立ち去ろう… 「ごめん、俺好きな人いるから」 「そっか…聞いてくれてありがとう」 告白した子は目に涙を浮かべながら去って行った。