「すずめちゃん、怒ってる?」



授業の準備をしてると、百樹君が話しかけてきてた、


「なんで?」



「だって、なんか…..いや、何でもない…ごめんね!」


「そっか…」



百樹君はそう言って席に座った。




なんか、"何でもない"って言うの多いな…




「はぁ…」



先輩の部活見に行かなきゃいけないし…



行かないって言おうかなー…


あーでもな、拗ねてあとでなんか言われそう。




今日だけだし、仕方ないか



私はそう思い、準備を再開した。