「な〜んだ」



「…え?」



「いや、なんでもないよ〜。すずめちゃんは、美術部にはいるの?」




「いいえ、入りません」




「えーもったいないのにー」




「人と、関わるのが嫌なので」



この話、さっきもしたような…
まぁ、百樹君だったけど。




「俺はいいの?」



「はい、嫌ではないです」



猫田先輩と話していると、落ち着くっていうか、なんかふわーって胸か暖かくなるような感じがする…。




「そっか〜ありがとー」



私の頭はなでる猫田先輩…
胸が…ドキドキする…




なんだろう…この気持ち…










気持ち悪い。