今日は入学式だけだから、入学式が終わったら自由にしていいのだ。
帰ってもいいし、残ってもいい。
私は残るけど…家に帰っても誰もいないし…。
なんか学校でゲームすると落ち着く…
だんだん生徒数は減って、私一人になった。
そろそろ帰ろうかな…
そう思って立ち上がると窓から声が聞こえた。
「やっほー、さっきぶり〜」
と手をひらひらとふる。
「あ、どうも」
「うん、今から帰り?」
「はい」
「じゃあ一緒に帰ろ」
「え?…いや、でも…」
「いいじゃんいいじゃん。さ、早く準備して、俺下駄箱で待ってるから」
「あ、ちょっ…!」
止めようとしてもそこにはもう先輩はいなくて、下駄箱に一直線に走っていた。
これはもう一緒に帰らなきゃいけないよね…。
私は急いで帰る支度をした。

