「や、やだなぁ〜。 末期ガンは天の病気じゃ…」 「あいつも、俺と同じだ。 あいつの寿命はあと一週間もない。 あいつの母に聞いたんだ、 間違いない」 う、嘘… あんなに元気な子が…? 「あいつは…まだ末期ガンだと いうことを知らないんだ。 だから…このまま、 知らないままにしてあげよう って話になって…」 「そんな…そんな…」