「柚真〜呼び出されたけど
どぉしたの〜?」

「何かやらかしたんじゃねーの(笑)?」

「私にもわかんないー。とりあえず
行ってくるね。」

「いってらっしゃーい。」


職員室に行く途中誰かに引っ張られた。
!?誰、誰なの!?
怖い!怖いよ愁!

そこには愁がいた。愁でよかった...

「シィーー。柚真何かあったのか?
泣きそうな顔でこっち見てたけど。」

あ...私そんな顔してたんだ...

「ううん、何でもないよ。」
「本当か?何かあったら俺に言えよ?
柚真がそんな顔してるとキスしたくなる。」

え...?

「まぁ、学校だからキスしたくても
できないんだけどな。」

なーんだ...キスしてくれないんだ...
期待してる私がいた。

そんな私を見透かしたのか愁はそっと
優しくチュッとキスをした。

私はすんなりと受け入れていた。
さっきまで不安だった私は少し安心した。
やっぱりまだ慣れなくて照れてしまう。


「じゃまた放課後な。駐車場まで来い。
待ってるから。」


そう言っておでこにチュッとして


愁はどっか行ってしまった。

...学校なのに大胆だなー...

何て思いながら私は教室に戻った。


戻ったあと2人に聞かれたけど
何とか誤魔化せた。
隠してることに対してやっぱり
苦しいな...