私たちは隣町に訪れた。

「愁、何から買うの?」

「とりあえずベッドだな。
何でもいいよ。柚真の好きなベッド
買ってやるよ。」

「えー、悪いよ!
こんな高そうなお店なのに...」


「そんな謙遜するなよ、俺達婚約
してるだろ。それにここ俺の知り合いの
店だから大丈夫だよ。」



するとそこに、

「おー愁じゃん!久しぶりだな!」


「よー、櫂(カイ)。」





「秋、誰なの...?」