『あんたは何時もこれ。いつも誰かを頼らなきゃ生きていけないし、駄目、駄目ね…
 これだから、いじめられるのよ。』
先生…もうそれ以上やめて…お願い…
「もう…やめて…」
私は無意識にぼやいてしまった。
 すると奈々都が起きた。
「優日?どうした。何かあったか…」
私も奈々都の声を聞いて起きた。
「奈々都?ごめん。」
時刻は午前二時。私は倒れた服のままでウィッグは外されていた。
「優日、お前ものすごくうなされていたぞ、大丈夫かよ・・・」
「えぇ。」
私は奈々都に心配させてはいけないと思い、心と反対のことを言った。
「本当かよ。」
私はただ笑っただけで、汗をびっしょりかいていたのでお風呂に入ることにした。