?あれ、この声……私は声のするほうへ顔を向けた。

「あ、銀さん。」

 なんでここにいるの?と、聞いときたかったが前の金髪野郎の時みたいに・・・

 ウ、そんなことを考えると、なんか寒気が。

「どうしたんだよ。」

「いや、ちょっと気になってな。」

「そう・・・・か・・・・」

 キーン!

「え・・・・」

『あんたのことが気になってね・・・でも、こんなにボロボロになっちゃって。こんなの学校の恥ね…』

 え…どうして、思い出したくないのに、思い出しちゃうの…ヤダ・・・やめて・・・・・

「おい、優日。」

 ハッ!

「ごめん・・・なんでもない。」