秘密のプリンセス

 抱きかかえられながら、問い詰められる。

 いまここで、問い詰めるのもありだが。

 この嬉しそうな声を聴いていると、タイミングがつかめない!

 もぉ!


「なんでもない!」

「もう、どうしたんだよ。」

 奈々都は少し困惑しているようだ。

 奈々都が悪いんだから!

「奈々都は、私のこと……」

 !!私ッたら、なに恥ずかしいことを聞こうとしている!?

「ん?なに?」

「ななな、何でもない!」

「なんだよ!」

 そのあと、奮闘は続き…。

「降参!」

 奈々都があきらめてくれた。