秘密のプリンセス

 あ、そうだった。

 奈々都と同じ部屋だった。

「優日、ただいま。」

 背中から奈々都の明るい声が飛んでくる。

 そして、またよからぬ想像が。

「優日?」

 つんつんとつつかれながらも、私は奈々都が見れなかった。

 うぅぅ。

 つつきがなくなったので、私はベッドから降りる。



「捕まえた!」



 奈々都の嬉しそうな声が。

「奈々都、は、離してよぉ。」

「どうしたんだよ、いつもは甘えるじゃん。今日は不機嫌なのか?」