しかし努力は報われない結果となった。




俺は自分自身に失望した。



毎日必死にペンを握りしめていたことが馬鹿らしく思えた。


そしてなによりも考えてもいなかった、全く眼中にもなかった併願大学に目を向けなければいけないことに一番嫌気がさした。



この大学に行くことは当然予想だにしていなかった。






頭には常に後悔の二文字だけがよぎるばかりであった。











彼女と出会うまでは…。