次の日、病院に早く着いたので



院長室に行くことにした。



瀀「コンコンッ、失礼します。
今日からこの病院で働くことになった
中川 瀀です。よろしくお願いします」



院長「知ってるとは思うが
この病院の院長の
東城 唯世 toujyou tadaseだ。
多分息子が主治医をしていたと
聞いたが……」



瀀「はいそうです。
喘息を持っていて17歳の時に
入院したときお世話になりました」



院長「ってことは、この病院のことは、何となくはわかるかな?」



瀀「はい、何度か入院したことがあるので曖昧ではありますがわかります」



17歳から18歳にかけて喘息が悪化して



何度も入院していた。



だから何となくは、
治療室の場所などは把握していた。