白雪姫

「あ!おはよ!蓮くん!」

乗り換えの駅で蓮くんに会った。

「おう、おはよ!」

「今日、涼しくてよかったね~」

「ほんと、暑かったら死ぬよな~」

「今日は楽しもうね!」

「おう!」


チャラリラーラーリン

花ちゃんからメールが来た。

【ごめん、今起きた!これから支度して向かうね!】


え、今からって一時間はかかるじゃん。 

「蓮くん、花ちゃんからメール…」

私は画面を見せた。

「うわ、まじかよ!これかなり遅くなるな。」

「ね!でも開園には間に合うかな?」

「ギリギリだな」

「まあ、ゆっくり待ってよ!」

「おう!」


そんな話をしていたら、待ち合わせの駅に着いた。

翔太くんはいない。


「まだ来てないみたいだね、翔太くん。」

「ちょっと早いもんな。待つか。」


私たちは駅のベンチに座って待つことにした。



「あ、そういえばさ、この前サッカー勝ったんだよね!おめでとう!」

「そうなんだよ!ありがとう!」

「これで次勝てば優勝?」

「いや、まだなんだよ~。サッカーは試合多くてさ~。」

「大変なんだね~、がんばってね!」

「おう!まあ俺はだいたいベンチだけどな!」

「なにそれ~!」


そんなこんなで待ち合わせの時間になったが、翔太くんは時間を過ぎても来ない。