「あのさ…」 そう言いながら 菅内君は私の前の席に座った。 さっきまで結菜が座ってた席だ。 「藤堂に告白したって本当?」 『何で知ってるの?!』 驚きすぎて、大声を出してしまった。 そのせいで、クラスメイトがこっちを向く。 「はなちゃーん!どうしたのー?」 「珍しいね、なんかあったー?」 「正也、はなちゃん泣かすなよ!」 女子が声をかけてきた。 あ、もちろん最後のもね!