トライアングル2

「何作ってんの?」


「かぼちゃのポタージュとグラタン…

あとサラダとカルパッチョかな」


「………」


「え?何?ダメだった?」



野菜を切りながら、オレをチラッと見る鈴に

小さく呟いた。




「兄貴の好物ばっか…」


「だって…お客さんだし、今日は」


「兄貴にヤキモチ」


「いつも、直の好きなの作ってるでしょ!?

今日は許して…」



オレは台所にいる鈴に近付いた。



「今すぐキスしてくれたら、許す

濃厚なのね」


「わかった」




オレの首に両手を回して引き寄せられて

鈴にしてはかなり濃厚なキスをしてくれた。