トライアングル2

「淳くん、花胡は淳くんだけだからね。

見捨てないでね…」


「バカ、当たり前だろ」


オレは鈴の腕を引っ張って、洗面台の前に

連れてきた。



「鈴が傷付く必要はないからな。

2人で見守ってやろうぜ」


「うん…」



それでも下を向いたままの鈴をそっと

抱き締めた。


しばらく抱き締めていたが、

ゆっくり身体を離して、鈴の顔を覗き込んだ。



「キスして…直」


「ん…」



鈴の唇に触れると鈴はオレの首に手を回した。


フッと笑って、鈴の口の中を舌で癒し続けた。




ガラッ



「悪い、直、鈴。

食べようぜ」



兄貴がオレたちを呼びに来た。