トライアングル2

ベットに入ると、やっぱり寝かしもらえず…


何度も愛された…



いつも通りチェックアウトギリギリセーフで

ホテルを出ると、直の新車がお出迎えして

くれた。



車高の高い、ブラックの高級車は

まだ私には運転させてくれない。



まぁ恐くて運転したくないけど…



慣れたように運転する直の横顔に見惚れて

いると…



赤信号でキスが待っていた…



「鈴、見すぎ」


「だって、直がカッコ良すぎるから…」


「なっ!?全く車の中でそーゆーこと言うな

家に帰ってからにしろ」


「………」



いつもバイクの後ろに乗っていて

直の横顔を見つめることがなかったから

新鮮過ぎて、直から目がそらせなかった…