シンデレラガール





「あ…!!」

勝利さんが雷貴の上着を綺麗に切ってしまった。


「あらま、残念なこと。




Sランク執事の雷貴さんも、人を見る目はないのね。
仕えたお嬢様がダメダメだったわね。」


…正直、あたしは悪口に慣れていた。




だけど、


「あの…」

「…私は、萌様に仕えて最悪などと思ったことは1度もありません。」

あたしの言葉を遮って言ってくれた雷貴。