あたしの手を取って、
優しく雷貴の手で包んだ。



「萌様が辛いことがありましたら…私は…萌様のお力になります。

私達、執事は、
お嬢様達の『盾』でもあり、『剣』でもありますから。」

雷貴…。




「雷貴が居れば…
"勝てる"気がする。」

「勿論です。((ニコッ

萌様の為ならば、命をかけても萌様の思い通りに。((ニコニコ」

雷貴って、有言実行だからな~。←
ちょっと、心配。

でも…

「ありがとう…。」

雷貴のおかけで…弱い自分から変えられたような気がする。