「お言葉を返すようですが、
あたしは一度も、アリス様を憎いとも思ってませんから。」
本心を言ったつもり。
最初は本当にアリス様を尊敬してたんだから。
でも、
あたしの言葉を聞いたアリス様は、
「…ハハハ。
冗談はやめなさい。」
笑って冷たい言葉を吐いた。
「憎んでないなんて、嘘に決まってるでしょ?
本当にそう思ってるなら、
貴女はアホよ。
まぁでも、私は貴女に憎まれたって痛くも痒くもないけどね。」
そー言いながらも、
アリス様は辛そうな顔してた。
「それに、貴女がカトレア様に奪い返す方法を相談したって戻ってこないわよ。
だって、
雷貴様は、私の執事なんだもの。」
