「憎いか?
憎いなら憎めよ。」
りの…。
憎むべきはずのところだけど、
あたしは、物凄く"可哀想"に思えた。
「憎まないよ。
憎んだって、同じこと繰り返すだけだもん。
それに…
あたし、りのが悪い人には見えない。
どーしても。」
それを聞いた未音ちゃんは、
「萌は甘いんだ。
私はこーゆーのが一番許せない。」
未音ちゃん…。
りのを見てみると、
やっぱり、悲しそうな顔をしてた。
「あたいを憎まないなら、
アリス様も憎むなよ!
あの方は、本当はいい人なんだ!
でも…あんたが来たせいで…。」
言いかけたあと、
りのは悲しそうな…
辛い顔をしてた…。
