その後…、



「イチ、ニ…サン、シ…。

そうです。お上手ですね、萌様。((ニコニコ」


みんなで社交ダンス大会の続きを…。





みんな、楽しそう。
あたしも…。

「ありがと♪
雷貴のリードが上手いから。

このステップね、龍さんが教えてくれたの。」

すると、雷貴から笑顔が消えた。




「龍の話…しないでください…。」
弱々しく雷貴が言った。


「ご、ごめん…。
でも…どーして?」

何故だろう。
なんで雷貴は龍さんの話を聞きたくないんだろう…。