「「「萌/萌ちゃーん!!」」」 奥からみんなが走ってくるのが見えた。 「どーして…!?」 「多分、これでしょう。」 雷貴は、あたしのブレザーのポケットに手を入れて、 微小なものを出した。 「発信器…ですね。」 「萌!! 大丈夫だった!?」 「早く来れなくてごめんね…。」 唯と朱莉ちゃんが心配そうな顔で言った。 「大丈夫だよ! ごめんね、心配かけて…。」 「大丈夫…。」 凛子はなぜか腑に落ちない顔をしていた。 「どーしたの?凛子。」 「…どーして…」