社交ダンスの休憩に入ったとき、

龍さんとは別れて、廊下を歩いてる時だった。






「…西条萌さん。」

後ろから…
イヤな声が聞こえた。


後ろを向くと、
5、6人の女子が…。
中には、いじめを仕組んできた子も居た。


「何か…。」

「さっきは、雷貴様が居て失敗しちゃったから…、

…ちょっとね。」

そー言って、一人の子があたしを押してきた。


「キャッ!!」


倒れたあたしを囲って、

「…この学園に来たこと、
後悔しなさい。」

そー言って、あたしを掴もうとしたときだった。