「それでも瑞稀は…無理矢理でも家族同士で会わせようとしたの。

会いたくないって言ってるのに…。

だから、瑞稀に聞いたの。
『どーしてお父様とお母様に会わせるの?』って。

そしたら…

『嫌いでも…家族は家族です。翼様が旦那様方を嫌っているのは一目でわかりました。翼様は、諦めていますよね?自分を愛してくれない旦那様方に対して。
それは、翼様が家族として好きだから…。と考えてはいかがですか?
嫌いなら、愛してないとわかってるなら、恨むはず。
それでも翼様は、恨む顔1つしません。
それは、家族として旦那様方が好きだから…。ですよね?…翼様。((ニコッ』

って。」

じゃあ、すべて…


「全部…瑞稀のお陰なの。
お父様とお母様を好きになれたのも。

私…瑞稀が居ないと…何も出来ない…。」


翼ちゃんにとって…
瑞稀さんは心の支えだったんだね…。


翼ちゃん…
自分で言わなきゃ。頑張れ…!