「最近、翼様を家業に継がせることを取り止めにすると。
そして、今泉の旦那様と奥様がお決めになった婚約者と結婚しなさいと言われたのですね?」
翼ちゃんは…
悲しい顔をしながらまた…頷いた。
「まずそこです。
…1ヶ月前から、病院の経理に関係するお金が…入ってきていないのです。
多分…切られたのかと。」
雷貴…まさか…
「…失礼ながら今泉の旦那様、奥様。
貴方方は大事な娘をお金の為に売った。
と言うわけですよね?」
嘘…。
翼ちゃんを…お金の為に…
「そんな…馬鹿馬鹿しいこと…!!」
「お母様。もういいです。
私、知ってます。
貴女方が私に愛情がもう無いこと。
そーだよ、雷貴くん。((ニコッ」
翼ちゃんは、気力がない笑顔を見せた。
