「どーして…!?
どーしてこのネックレスが侑李の…!?」
葵…
「この宝箱を見つけたところも、意味ありでした。
クイーン寮の噴水近くの…花壇。」
葵…聞いててね…。
「侑李さん…言ってました。
『このリングは、葵様が最初で最後に私にくれた、ペアリングなんです。』って。
葵は…このネックレスの先に着いてるリングと同じデザインのを…今も着けてるはず。」
すると葵は、確かめるように右手中指に付けてるリングを触った。
「やっぱり。
…侑李さん、クイーン寮の花壇の水あげして言ってました。
『葵様は、お花が大好きなんです。だから、このネックレスを貰った、お礼としてこの花壇の管理をしてるんです。
この花壇は、毎年毎年、葵様が楽しみにしてくれているんです。』
だから、枯れさせてはいけないって。
侑李さん、毎日毎日水あげ…してるんですよね?」
すると侑李さんは、涙目になりながら頷いた。
