雷貴と別れて、残り1時間しか無くなったゲームに、 晴れた気持ちで望んだ。 「…うーん…、 侑李さんの宝物…。 わかんないな~…」 侑李さんとか… 他の執事達の宝物って…なんなんだろ…? やっぱ…仕えるお嬢様に関係するもの…? イヤ、執事も一人の人間だし。 そこまでお嬢様は… 「うーん…。 さらにわかんなくなった…。」