「アリス様がお立ちになったとき、
フラりとなりましたので支えたのです。
アリス様が散歩されるときに使用する車イスは、
部屋の中で使うものと違うらしく、
部屋用のに座るとき、立ったのがフラりとしたのでしょう。」
…そんな真顔で、
そんな詳しく言われると…
信じる他ないじゃん。
「私のせいで…お嬢様に変な気を廻していまい…
本当に申し訳ございません。」
ここまでお辞儀して謝られると…
ね。
「…もういいよ。
わかったから。」
雷貴は、体を上げて微笑んだ。
「それで…
昨日と今日の私の用事なんですが…。」
雷貴は、やっとあたしに用事の内容を教えてくれた。
