雷貴の見事な蹴りが炸裂して、
あたしは助かった。
「怖かった…。」
もう…超怖かった…。
もうイヤ…こんなの…。
「萌様…!!」
あたしは、緊張が解けたからか、
その場にしゃがんだ。
「大丈夫でございますか…?」
雷貴は、不安な顔をしながらあたしの顔を覗きこんだ。
「どーして…
助けてくれたの…?
今日あたし…酷いこと言ったのに…」
普通なら…イヤになるはずなのに…
「萌様を助けるのは当然です。((ニコッ
私の…大事な大事な…お嬢様ですからね。」
あんなこと言ったのに…
それでも…助けてくれるなんて…
