キング様の後ろに着いてドアの方に歩いてた時だった。 「あれ…?」 たまたま見えたガラスの先に ピンクのドレスを着た車イスの女の人と、 見慣れた燕尾服を着た男の人の2人の後ろ姿。 「…アリス様…? …雷貴?」 そこに居た後ろ姿は、 学園全員の憧れの淑女(しゅくじょ) アリス様と、 『私事で用事がありますゆえ、少しだけ出掛けて参ります。』 と用事の内容を言わず出掛けた… あたしの執事だった。