アリス様の執事なのに…
いつもあたしの心配してくれるし…。
でも、なんか皆の目の前だと…
雰囲気違うっていうか…
雷貴と似てるのか…
読めないんだよね。キング様って。
侑李さんとは大違い…。
あたしがそんなことを考えてると、キング様が、
「あ…、時間があるのでしたら、アリス宮にいらっしゃいませんか?((ニコッ」
と突然言い出した。
「え…アリス宮ですか?」
別にいいけど…
こんな夕方とか半端な時間に…迷惑なんじゃ…。
「迷惑なんて思っていませんよ。
アリス様…美姫様は、萌様を大層、気に入られたみたいで。((ニコッ」
気に入られたなんて…
嬉しいじゃん♪
「じゃあ…行こうかな…?」
この時、キング様が不吉な笑みを溢したのを、
あたしはちゃんと見てなかったから…
こんなことになったんだ…。
