「…しかし、萌様はお一人で居られるのが多いですね。執事はどうしましたか?」
…痛いところ突かないでよ…。
あたしがイヤな顔をしても、キング様は、
「…?」
全然わかんないみたいに首傾げてあたしの言葉を待ってるみたいだった。
「雷貴…
執事は、野暮用があるって言って…出掛けたきり、帰ってきてないです…。」
…言っちゃった~…
なんだか、キング様の前だと口がペラペラと喋っちゃうんだよな~…
案の定、キング様は
「そうだったんですか…。執事足るもの…何を…。」
なんて呟いてる。
…キング様って、なんか不思議な人だよね…
