交互にやってはいくが…
「…負けてんじゃん…これ…。」
いくらルールわかんないあたしでも…
駒がだんだん無くなって行ってるのはわかるし、
駒が無くなれば負ける可能性が強いってこともわかってる。
「…萌様。この対決は私のせいでもございます。」
「え…?」
雷貴は、関係ないのに…
どーして?
「萌様がルールを知らなかったゆえ、私がゲームの前にお教えしておけば…。
私事でバタバタしておりまして…
申し訳ございません…。」
と雷貴はあたしに深々とお辞儀した。
「ちょっ…!!//
ここでお辞儀しないでよ…!!」
いくらなんでも、恥ずかしいわ!!
しかも…
「チェスで決まる訳じゃないし。
この後にも宝探し、ギャンブルってあるから!
そこで挽回すればいいよ!!」
あたしが思ったことを言うと、雷貴は
「萌様…。((ニコッ」
と嬉しそうに微笑んだ。
