「…おい、転校生。
お前は"ゲーム"も知らないのか。」
急に未音ちゃんが馬鹿にしたような口ぶりで話しかけて来た。
「…知らないよ…。あたしバトルしかしたことないし…。」
「あら、この私が教えてやる。」
え…未音ちゃんが?
確かに、未音ちゃんは、あたしよりこの学園に居る期間は多いけど…
年の離れてる子供に教えてもらうなんて…
「これが、最初で最後かも…。」
黒板の前に立った未音ちゃん。
すると、
「未音様。」
後ろから凄い勢いで現れた執事の樹さんが未音ちゃんを持ち上げた。
いつも授業で黒板に書くのを未音ちゃんが指名されたときにやるんだ。
「それでは、説明するぞ。
よく聞いとけ、馬鹿。」
なんかムカつく…
