「翼様は、葵様と出逢って
だいぶお変わりになられました。
よく…笑うように…。((ニコッ」
瑞稀さんは、翼ちゃんを思ってか
愛しそうに微笑んだ。
「瑞稀さん…っ
あの…」
あたしが言いかけたとき、
「瑞稀~?どこに居るの~?
終わったよ~」
奥の階段近くの広場から、翼ちゃんの声が聞こえた。
「ぁ…
翼様!!今行きます!!
言いかけたこと…なんでしょう?」
「う、ううん!なんでもない!
早く行ってあげて。」
言いかけたことを心の中にしまい、
瑞稀さんを送った。
「…なんか…
良い話だったね、雷貴。」
「そうですね、萌様。」
