放課後、葵に連れられて、 自分達の寮とは反対側にあるアリス宮と呼ばれるところに来た。 「開けるわね。」 「う、うん。」 久々にこんな緊張したわ。 アリス様… 学園一の称号を持った文武両道の"美女"。 どんな感じの人なんだろ…。 「萌様。」 緊張してるあたしに気づいた雷貴は、 後ろから落ち着かせるように肩に手を置いた。 「…ありがと。」 …雷貴が傍に居ると妙に落ち着くのはやっぱ… 執事だから…?