そして…
運命の日がやってきた…。
「…ね~…なんでバトル行くのに…
ドレス着なきゃいけないわけ…」
突然、朝ハンガーに掛かってた青のビスチェになってるプリンセスラインデザインのドレスを着せられた。
「バトルもれっきとした行事です。
正装しなければ、場に応じません。
我慢なさってください、萌様。」
「はぁ…」
なんか…バトルってだけでこんなに力入れるんだ…。
結局、不安が不安を呼び、
「…今日のバトル…勝てるかな…?」
「…私は、萌様が信じてくばされば萌様の望む結果になりましょう。」
「雷貴…。
ごめんね…あたしのせいで…。」
こんな真っ直ぐに言ってくれた雷貴が
嬉しかった半面、
罪悪感を産んじゃった。