アン♡ラッキーガール






少し赤くなった顔



それを見て今まで見つめ合っていたことに気づいて




あたしはケイトくんより赤くなる




「ごっ、ごめんなさい!」



「や、謝らなくても、いいけど……」




ケイトくんはそのまま目を反らしてしまった




赤くなったあたしをからかう彼は何処へ




だけどその態度は




今までのあたしの態度と同じ




それはケイトくんが、今、あたしと同じ気持ちってこと……




二人の間に、なんだか緊張した空気が生まれる



けれどそれは嫌なものではなくて




恥ずかしい、こちょばゆいんだけど




幸せで




どうしよう、どうしよう




頭の中で巡るその言葉は、不安とか、動揺じゃなくて




ドキドキドキドキしてる、ずっと止まらなくて、





どうしよう




そんな酸っぱい、甘い感覚





もう一度、ケイトくんをチラリと見ると





やっぱり、目が合って





どうしよう、どうしよう





だけどそんな感覚さえもずっとは続かない




ケイトくんは今度は目を反らさずに




ああ、やっぱり





吸い込まれそう……




そして





「俺たち、付き合わない?」





吸い込まれた





一声で、緊張感は止まる



心臓も、確かに一瞬止まった



思考も合わせて停止





ただ巡る、言葉






どうしよう……!