気づいた頃には3階の3年3組の教室 にいた。 「な、にこれ」 その教室はまさに牢屋だった。 扉には鉄の柵がつくられていて出るこ とはできない。 また、私と玲央の他に10数人の人が閉 じ込められている。 一体なぜこんなことになったのだろう