家に着いたのは、空の色が暗く染まってから





『はぁー疲れた』


独り言をいいながら、ベッドに顔をうずくめる


『永琉くんと、英類くん、何か不思議な兄弟だったな』


今日会ったあの兄弟、なんか不思議な人たちだったな



そういえば、あの兄弟はなにを探していたんだろう?



誰か探してたのかな?




どこに住んでるんだろう





気付いたら、そんなことばかり考えていた





『あーー考えるのは、やめよ』