素直になりなよ。

凜奈の彼氏だ。

「雅樹!」

「凜奈に朝から会えてラッキー♪」

「うん// 私も!」

朝からイチャイチャしちゃって!

べっ、別に羨ましいとかじゃ

ないからね!?←

「あー、はいはい。こんなとこでイチャイチャしないでくださーい。」

「藍っ。やめてよ//」

「もお、いいから2人で教室いっといで!」

「でっ、でも。」

「夏目が言ってくれてるし、行こ?」

「うぅ。また後でね!」

「はいはい」

といい、2人は歩いて行った。
あの2人は最近付き合い始めたばっかりなんだよね~

てゆか。凜奈ちょっとデレすぎ!

可愛すぎでしょ!

女のあたしでもはにかんじゃう。

ちょっと妬いちゃう…

いっつも一緒にいたのにい。

まあ。凜奈のためなら応援するよ。

「あーあ。あたしにもいい人見つからないかなあ。なんてね。」

「いい人って?」

「そりゃあ、運命の人…って え!?」

思わず答えてしまったけど

独り言聞こえてたの!?

恥ずかしい…

「っぷ。驚きすぎだろ」

「そりゃびっくりするよ!自然に入ってくるんだもん」

「悪い悪い」

あ、えっとこの急に出てきた人は

同じクラスの杉坂 凌(すぎさか りょう)
明るめの茶色の髪で耳にはシルバーピアスが2つ付いてる。

顔は…かっこいいと思う。

実際すごくモテてるしね!

でも、いわゆる遊び人だね。

ちょっと苦手なタイプかな。

「凌くぅーん。おはよ~!」

甘ったるい声で杉坂を囲んでいく

女子たち。

「あ、あたしもお行くね!」

少し大きめに出した声だったが

キャーキャー騒ぐ女子たちのバリアには勝てず…

まあ、いいやっ。

教室いこっと。