after Shining Moon&Star's 完結

それに秋は、何回かペコペコと軽く頭を下げ、席に再び着く。


「雫月も立ってねぇで、席に着きなよ」


そう、星夜に促され、あたしも席に着くことになった。


いや、、、


凄く、やりにくいんですけど、、、


自分の生徒たちにデート現場を目撃され、同じ空間に居るなんて、、、


まぁ、それは彼らも同じなのかもしれないが、、、


「白戸先生と会うの、卒業以来だから約2年ぶりですね」


黒川さんは、そんなあたしに会話を振ってくる。


流石に、そんな黒川さんのことを無視することも出来ず、、、


「そうだね。進学したんだったよね?」

「はい。今、大学2年生になりました」


、、、だろうね。


彼女は、留年や退学なんてするよう子じゃないだろうし。