after Shining Moon&Star's 完結

星夜は、2つ持っていたコーヒーカップをあたしに手渡す。


「ありがと」


そう言い、星夜からコーヒーカップを受け取る。


「疲れてたんだろ?気にしなくて良いから」


そんな星夜の優しさに、もう1度「ありがと」と言った。


2人で、コーヒーを飲む。


特に会話があるわけじゃないのに、この空気が好きなのは、、、


星夜が、あたしの傍に居るからなのだろう。


「なぁ、たまにはデートでもすっか?」

「そうだね。なら、支度する」


そう言い、空になったコーヒーカップをシンクに置き、着替えやら、ヘアメイクやらをする。


そういえば、デートって言うデート。


最近、全然してないなぁ。


最後にしたのは、去年の夏休みの旅行な気がする。