それが、嫌と言うわけじゃないけど、、、


それでも、あたしにとって1番の家族はママで、、、


その狭間に、あたしは、、、揺れ動いている。


あたしは自分の膝を抱え、蹲る。


年を重ねるごとに、自分の気持ちだけで動けなくなる。


それは、自分が少しは成長したということで、、、


前に進めば、また新しい壁が見えてくる。


その壁が年々、高さを増してきているように感じるのは、何故だろう。


はぁ~。


また、あたしの口からはため息が零れた。


ポンッと、何かが頭に当たった。


その衝動に、あたしは顔を上げる。


「、、、星夜」

「ただいま」

「おかえ、り」


あたしは、星夜の言葉にありきたりの言葉を返す。