after Shining Moon&Star's 完結

考えていると、、、


「よろしくお願いします。雫月先生」


あたしは、パチパチと何度も瞬きをする。


香川、先生って、、、


「は、、、隼人(はやと)!!」


あたしの口から、香川先生の下の名前が零れる。


「お知り合いなんですか?」


校長先生は、不思議そうに尋ねる。


「あ、まぁ」


あたしは、曖昧な返事をする。


「なら、お互いにやりやすいですね。よろしくお願いしますね」


いや、やりにくいんですけど、、、


あたしは、小さくため息を溢した。


「モトカレ?」


隣の席の暁夜が、そんなチャチャを入れてくる。


「違います」


一応、そんな暁夜に否定だけはしておいた。