after Shining Moon&Star's 完結

あたしは、冷めたような目で暁夜のことを見る。


「、、、星夜の方が良い男」


そう、ポロリとあたしの口から、惚気にも聞こえる言葉が零れる。


「うわ。キモ。自分の男と比べるとか、どんだけだよ」

「暁夜が、調子に乗ってるからでしょ」


てか、キモ、ってなんだし。


少なくとも、星夜はそんなこと言わないし。


「俺は調子になんて、乗ってねぇよ。あ、時間だ」


暁夜はチラッ。と時間を確認し、立ち上がる。


「次、うちのクラスですよね?」

「あぁ」

「後で、彼らの様子教えて下さ~い」


あたしの言葉に、は?。と言う顔をする。


「さっき、彼らに説教してきたんで」


暁夜のことを見ずに、あたしは答える。