after Shining Moon&Star's 完結

再び、職員室に戻った頃。


調度、チャイムが鳴る。


あ~、1時間無駄にした。


でも、まぁ。


次の時間も、どうせ空き時間だから良いか。


トントンッ。と、自分の机の書類たちを整理し、ノートパソコンを広げた。


「帰ってきたんだ。って言っても、もう休み時間か」


なんて、白々しく言い、隣の自分席に腰を下ろす、暁夜。


「大変だね~。生徒に新人教師と」


そんな嫌味にも聞こえる言葉を、サラッ。と口にした、暁夜にイラッ。とする。


「みんな、暁夜みたい」


パソコンに視線を向けたまま、ささやか嫌味をあたしは口にした。


「俺みたいな、良い男がそこら中に居るかよ」


どんだけ、自分に自信があるんだよ。