after Shining Moon&Star's 完結

「約束、、、覚えてますか?」

「卒業式?」


あたしは女医の言葉に、頷く。


「もし、間に合わなかったら、先生が連れて行ってくださいね?」

「それまでには、なんとか間に合うとは思うけど、、、行こうかしら?白戸さんの生きる希望の光を見に」


その言葉に、あたしは小さく笑みを溢す。


「ビックリ、するかもしれませんよ?不良の、彼らを見たら」

「そうなの?」

「世間から見たら、彼らはどうしようもない子たちに分類されますから」


でも、、、


「みんな、、、良い子たちです」


あたしの自慢の、生徒たちだ。


「なら、休み取って見に行くわ。白戸さん、、、じゃなく、白戸先生の姿を見に。その為にも、今日の手術。一緒に、頑張りましょう」